今世の中のどこかで泣いている誰かは
理由もなく世の中で泣き、
私のために泣いている。
今夜中にどこかで笑っている誰かは
理由もなく夜中に笑い、
私のことを笑っている。
今世の中のどこかへ行ってしまう誰かは
理由もなく世の中に行ってしまい、
私のところに来ている。
今世の中のどこかで死んでしまう誰かは
理由もなく死んでしまい、
私のことを見ている。
Reiner Maria Rilke (1875-1926, Ernste Stunde)
Amateur DE-JP translation by Ameliann
The original poem can be accessed here.

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